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クルビット (マニューバ) : ミニ英和和英辞書
クルビット (マニューバ)[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

クルビット (マニューバ) ( リダイレクト:コブラ (マニューバ) ) : ウィキペディア日本語版
コブラ (マニューバ)[ちょうおん]

__NOTOC__
コブラ(cobra)とは、航空機マニューバの一つであり、空戦機動の一つである。水平飛行中に進行方向と高度を変えずに機体姿勢を急激にピッチアップして迎角を90度近く取り、そのまま水平姿勢に戻る機動を指す。
1950年代、世界初のダブルデルタ形式の翼平面形を実用化したサーブ 35 ドラケンで、急な機首上げ機動に伴い容易に発生しうる「スーパーストール(縦スピン)」として問題化し、当時はフライ・バイ・ワイヤの補助がなかったため、姿勢回復目的でドラグシュートが空中でも使用できるよう対策が施されていた。
1989年パリ航空ショーSu-27テストパイロットヴィクトル・プガチョフの手によって初めて公開されたため、「プガチョフ・コブラ(Pugachev's Cobra)」の名で呼ばれることもある〔 pp.442.〕。瞬間的な挙動と急減速に伴う操縦の困難さのため、パイロットに高い技量が要求されるほか、Su-27、F-22など強力なポストストール能力を有した一部の機種でないと行えない機動とされる。
ソ連崩壊前の1990年代に作成された一部の論評などで、パルスドップラーレーダーに対する欺瞞効果を推測したものがあったが、実戦で用いるものではなく、安定を欠く大仰角を取りながらの空中失速、空気流量減少に伴う推力低下が重なる限界状態でも制御能力を失わない飛行特性の良さを訴えるデモンストレーションの意味合いが強い。
== フック (hook) ==
フック (hook) は水平旋回飛行中のコブラとされ、進行方向と高度を変えずに機体姿勢のみを90度近くピッチアップし、機首を旋回円中心方向に向けたあと、そのまま水平旋回に戻る機動を指す。「コブラ・ターン(Cobra Turn)」とも呼ばれる。
1993年ドバイ航空ショーSu-35によって初公開された。コブラと同じく非常に特殊な機動のため、失速下機動性(ポストストールマニューバビリティ)に優れた機種や、推力偏向ノズルを装備した機種でこそ可能なものと考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コブラ (マニューバ)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pugachev's Cobra 」があります。




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